緩和医療科のご案内
緩和ケアとは、がんにともなって起こるさまざまなつらさをやわらげるためのケアです。
からだのつらさ、こころのつらさ、生活のつらさなど、さまざまなつらさを抱えた患者さんとご家族の苦しみをやわらげ、自分らしく過ごせるように総合的に支えるケアのことをいいます。
→緩和ケア外来の詳細についてはこちら
診療スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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午前 | 村上 雅彦 | 村上 雅彦 | 村上 雅彦 | - | - |
※場所は火曜日が血液内科外来、月曜日及び水曜日が外科外来となります。
※新患は地域医療福祉連携室を通して予約・紹介状が必要です。
診療医師
氏名・役職・卒業年 | 所属学会 | 認定資格・専門分野 |
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村上 雅彦 (副院長兼地域医療福祉連携室長兼緩和医療科長) |
日本緩和医療学会 日本緩和医療薬学会 日本疼痛学会 日本トラウマティック・ストレス学会 日本死の臨床研究会 |
【専門分野】 緩和医療 |
岩手県立大船渡病院 緩和ケアの理念
1)病気によってもたらされた様々なつらさを軽減するための医療に務め、患者さんやご家族の意思を尊重したケアを提供します。
2)十分なコミュニケーションを通しながら全人的な苦痛を和らげ、“その人らしさ”に寄り添うケアを提供します。
3)気仙地域に緩和ケアを紹介し、提供する医療機関としての質の向上に務めます。
緩和ケアの目標
1)早期からの緩和ケアの提供
2)患者さんやご家族の意思を尊重した全人的ケアの提供
3)患者さんやご家族との十分なコミュニケーション
4)多職種連携による専門的なケアの提供
5)院内、地域への緩和ケアの啓発
6)ケアの質を高めるための自己研鑽
7)地域連携の確立
がん情報コーナーについて
平成21年12月25日、故吉田雅彦様より頂いたご寄付を基に緩和ケアに関する図書を購入し、がんセンターの各種がんに関するパンフレットやがんの治療の関する資料、岩手の緩和ケアや患者会等の案内を閲覧出来るようにしました。がんに関する情報が得られるようにDVDもあります。ご希望の方は病院事務にご連絡ください。
ボランティアのみなさん
化学療法で髪が抜けた患者さんに御希望のタオル地で帽子を作ってくださっています。
緩和ケアチーム依頼実績
依頼件数
令和3年度 | 令和4年度 | |
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外来 | 53件 | 37件 |
入院 | 100件 | 64件 |
153件 | 101件 |
病棟別
4階東病棟 | 4階西病棟 | 5階東病棟 | 5階西病棟 | 6階東病棟 | 精神科病棟 | |
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令和3年度 | 13件 | 3件 | 1件 | 2件 | 81件 | 0件 |
令和4年度 | 9件 | 5件 | 5件 | 0件 | 45件 | 0件 |
診療科別
緩和医療科 | 外科 | 内科 | 血液内科 | 呼吸器内科 | 脳外科 | 泌尿器科 | 婦人科 | 耳鼻科 | 整形外科 | 精神科 | 院外 | |
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令和3年度 | 59 | 24 | 13 | 7 | 26 | 0 | 2 | 13 | 2 | 3 | 0 | 4 |
令和4年度 | 40 | 7 | 6 | 6 | 21 | 1 | 5 | 7 | 2 | 0 | 0 | 6 |
依頼内容
疼痛 | 身体症状 | 心理精神的側面 | 社会的側面 (家族ケア含) |
倫理的問題 | 地域連携・療養の場の支援 | その他 | |
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令和3年度 | 104 | 132 | 211 | 146 | 15 | 86 | 4 |
令和4年度 | 59 | 79 | 111 | 78 | 16 | 52 | 21 |
病病連携・病診連携の協力体制
在宅緩和ケアが提供できる病院等は以下の通りです。
お問い合わせ先
岩手県立大船渡病院地域がん相談支援センター
TEL:0192-26-1111
FAX:0192-27-9285
■受付時間
平日:午前8時30分~午後5時15分
■相談費用
無料
■対象
がんに関する疑問、不安や悩みなどをお持ちの方
■利用方法
1)電話相談
2)面談(電話予約制を原則といたします)
→詳細はこちらをご覧ください。
(更新年月日:令和6年7月1日)