岩手県立大船渡病院

研修医ダイアリー

臨床能力向上セミナー

11月10日(金)・11日(土)の2日間、2年次研修医が臨床能力向上セミナーに参加してきました。

臨床能力向上セミナーとは…岩手県内の2年次研修医全員が集合し、手技とACP(アドバンス・ケア・プランニング)について学ぶものです。

今年度は岩手県内62名の2年次研修医が参加しました。

 

手技では外科的気道確保、腹部・心エコー、エコー下CVについて各病院の指導医と臨床検査技師さんから説明を受けながら取り組みました。

実施後は一人一人に評価をいただき、今後の診療に活かすことができるようになっています。

 

 

ACPセミナーでは人生の最終段階を迎えた本人や家族などと医療・ケアチームが、合意の基に最善の医療・ケアの計画を作成することの重要性とそのプロセスを学ぶことを目的としています。

グループディスカッションや、事例をもとに医療者と患者・家族の役割分担をしてロールプレイを行いました。

講師として県内各病院・訪問看護ステーションの看護師や管理栄養士、医療社会事業士にも参加いただきました。

多職種からの様々な意見を聞くことができ、理解が更に深まったようです。

 

 

久しぶりに再会した同期との交流も盛り上がり、充実した2日間となりました。

ご指導・ご協力いただいた講師・スタッフのみなさん、ありがとうございました!

岩手医大5年生 地域医療臨床実習

10月2日から4週間、岩手医大5年生4名が当院で地域医療臨床実習を行いました。

院内での診療科実習のほか、県立高田病院、介護老人保健施設や保健所での実習も行い、最後の実習報告会では中身の濃い発表で、気仙地域について多く知ってもらえたようでした。

数年後、一緒に働けることを楽しみにしています!

 

 

~お知らせ~

令和6年度採用研修医の2次募集を行っています。

興味のある方はお問い合わせください!

久留米大学病院 選択被災地研修

当院では、久留米大学病院から毎年数名の研修医を受け入れています。

今年度は3名の先生が当院で研修を行う予定となっています。

9月は、元気で行動力のある男性の先生が研修に来てくれました。

 

先日、1ヶ月の研修成果の発表を行いました。

自己紹介からはじまり、

どうして大船渡での研修を希望したか

どんなことを経験したか

休日はどんなことをしたか等…

たくさんの写真を使いながら発表してくれました。

・大学病院と市中病院の違い(救急当直での症例など)を感じたこと

・被災した地域に足を運び、当時の写真と見比べて津波の恐ろしさを感じたこと

・鹿が「こんなに間近で!」と驚くほど近くにいたこと

・勤務後のフットサルで院内の職員とふれ合って輪が広がったこと

・釣り船で沖に出て79cmのスズキを釣ったこと

・カキフライがとてもおいしかったが、ホヤの刺身はどうしても得意になれなかったこと

 

1ヶ月という限られた期間でしたが、様々なことを経験できたようでよかったです。

当院の研修医にとっても、楽しい1ヶ月になりました。

 

大船渡に来てくださり、ありがとうございました。

これからも元気でがんばってください!

研修医レクチャー特別編<CV講習会>

先日開催されたCV講習会の様子をお伝えします。

講師をしてくださったのは救命救急センター長の横沢先生です。

一人一台のシミュレーターを使うことができる最高の環境で約2時間、あっという間に時間が過ぎました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真には写っていませんが、たまたま通りかかって直接指導してくださった上級医の先生がいたり、少し離れたところから見守っている先生がいたり…当院の先生方の優しさも感じることができました。

 

今回の講習会で学んだことを臨床現場に活かしてください!

 

研修医レクチャー特別編<縫合講習会>

先日、研修医レクチャー特別編として縫合講習会が開催されました。

当日院内に残っている研修医が少なかったため少人数の参加でしたが、その分指導医の先生から多くの指導を受けることができました。

 

 

開始して数分経つと、全員が無言になるほどとても集中していました。

分からないところ、不安なところは指導医だけでなく他の研修医からも詳しくアドバイスをもらいながら取り組んでいました。

 

救急外来や手術等で実際に縫合する機会がきたら、今回の講習会で得た知識と技術を活かしてほしいと思います。

 

どんどんスキルアップしてもっともっと頼られる研修医になってくださいね!

 

 

 

医学生の皆さん、病院見学・来年度採用の個別面接の申し込みを受け付けています!

病院ホームページの「病院見学」にあるメールアドレスへメール、または「応募フォーム」から申し込みが可能です。

ご連絡お待ちしています!

 

 

合同説明会

少し前になりますが、岩手医科大学矢巾キャンパスで

「岩手県臨床研修病院合同説明会」が開催されました。

 

岩手県の臨床研修病院12病院と八戸赤十字病院が参加し、

それぞれの部屋に分かれて病院説明を行いました。

 

当院から参加した研修医は

「自分が5・6年生の時は説明会が全てオンライン

だったので、対面式のほうが楽しいです。」と言っていました。

 

 

 

院長と研修医のやる気が学生さんにも伝わったのか、終了予定時間を

過ぎてから説明を聞きに来てくれた学生さんもいらっしゃいました。

 

説明を聞きに来てくれた学生さん、ありがとうございました!

その後実際に見学に来てくれた学生さん、ありがとうございます!

 

 

~面接会のお知らせ~

①個別面接

令和6年度採用研修医の個別面接を行っています。

 氏名・大学名・希望日時を記載の上、メールでご連絡ください。

 rinken@pref.iwate.jp(臨床研修事務担当)

 

②岩手県臨床研修病院合同面接会

 日時:令和5年8月6日(日)

 会場:アイーナ いわて県民情報交流センター7階

 出願締切:令和5年7月18日(火)必着

 詳細は岩手県医師支援推進室のホームページをご覧ください。

 

医療安全ミニレクチャー

当院では、薬剤師や臨床検査技師に講師をしていただき、

医療安全に関わるミニレクチャーを月に1回開催しています。

 

5月は、「インスリン使用上の注意点」について

薬剤師さんにレクチャーをしていただきました。

今回は糖尿病内科の先生と現在実習中の医学生も参加してくれました!

 

資料での説明だけでなく、実際に手に持って操作することで

更に理解を深めることができたようです。

 

とても分かりやすく講義をしてくださった薬剤師さん、

楽しく説明してくださった糖尿病内科の先生、ありがとうございました!

 

医学生のみなさん、見学の際にレクチャーへ参加してみませんか?

医療安全ミニレクチャーの他にも、研修医が症例を発表する「症例検討会」や

各診療科の上級医が講師となる「各科救急講義」も開催されています。

 

見学希望お待ちしています!

 

1年次研修医が仲間入りしました!

4月から、1名の1年次研修医が仲間入りしました。

学生の時に当院で実習を行い、初期研修先としても当院を選択してくれました。

 

2週間のオリエンテーションでは、マンツーマンでの院長講義のほか

看護科の同期と感染対策や医療機器の操作方法について実技を通して学んだり、

薬剤科や放射線技術科などでそれぞれの仕事内容について学んだりしました。

 

オリエンテーションの空き時間には、広報用の写真撮影も行いました。

先生が手に持っている【GTR】とは、大船渡病院の行動指針

【Greet(挨拶する)Thank(感謝する)Respect(敬意を払う)】の頭文字です。

 

先週からは診療科でのローテートが始まりました。

少しずつ病院の雰囲気と研修医の仕事に慣れていってくださいね。

 

2年間、よろしくお願いします!

2年次研修医修了式

3月17日(金)に開催された臨床研修管理委員会で

2年次研修医7名全員の修了が認められ、修了式を行いました。

 

院長から修了証が授与され、2年前の4月は学生の顔だった7人が

今ではすっかり頼もしくなったとお話しがありました。

 

2年次研修医一人一人からは、これまでの思い出やスタッフへの感謝、

3年目以降の決意などそれぞれ自由にあいさつをしました。

医師としてだけでなく、人間としてもたくさん考えた2年間だったようです。

 

最後に医療研修科長からの激励の言葉があり、とてもいい修了式でした!

 

2年次研修医の先生方、修了おめでとうございます。

みなさんがいなくなり寂しい気持ちもありますが、

これからの活躍を大船渡から応援しています!

 

緩和ケア研修会

先日、緩和ケア研修会が開催されました。

当院の2年次研修医のほか、薬剤師・医療社会事業士が受講し、

緩和ケアについての理解を深めました。

がんと診断した際、患者さんにどのようにお話しするのがいいか、

他職種とどのように関わっていくか、、、等

講義とグループワークを通して学んだようです。

2年次研修医は残り少ない研修期間となりました。

修了まであと少し、元気にがんばりましょう!

 

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