個人情報の取扱いについて
大船渡病院個人情報保護方針(プライバシーポリシー)
当病院は信頼のある医療の実現に向けて、日々努力を重ねています。そして、患者さんの個人情報も適切に保護し管理することが非常に重要であると考えています。そのために当病院は以下の個人情報保護方針を定め、患者さんの個人情報を適切に保護・管理することに努めます。
1 法令などの遵守
当病院は、個人情報の保護に関する日本の法令、厚生労働省のガイドライン、医学関連分野やその規範を遵守します。
2 個人情報の収集について
当病院が患者さんの個人情報を収集する場合、別に定めた利用目的に従い、診療など患者さんの医療にかかわる範囲で行います。その他の目的に個人情報を利用する場合は利用目的を明らかにし、同意を得た上で実施いたします。
3 個人情報の利用および提供について
当病院は、患者さんの個人情報の利用については以下の場合を除き、本来の利用目的の範囲を超えて使用いたしません。また、法令の定める場合や緊急の場合等を除き、患者さんの同意なく、その情報を第三者(※1)に提供しません。
◆患者さんの了解を得た場合
◆個人を識別あるいは特定できない状態に加工して利用する場合(※2)
◆法令等により提供を要求された場合
4 個人情報の適正管理について
当病院は、個人情報保護管理規程を定め、個人情報保護責任者を設置し、個人情報保護管理を適切に行います。また、患者さんの個人情報の漏えい、紛失、破壊、改ざんまたは患者さんの個人情報への不正なアクセスを防止することに努めます。万一の問題発生時には速やかに是正対策を施行します。
5 個人情報の確認・修正等について
当病院は、患者さん等から個人情報の開示を求められた場合には、遅滞なく内容を確認し、当病院の「個人情報保護管理規程等」に従って対応いたします。また、内容が事実でない等の理由で訂正や利用停止を求められた場合も、調査し適切に対応いたします。
6 個人情報保護の仕組みの改善
個人情報保護について、すべての就業者への教育・研修や関係者への周知徹底を図り、管理規定や管理体制の継続的な改善に努めます。
7 問い合わせの窓口
当病院の個人情報保護方針に関しての質問や、患者さんの個人情報のお問い合わせは以下の窓口でお受けいたします。
◆窓口(1階正面入口左横カウンター):『患者相談室(内線2160)』
※1第三者とは、患者さん本人および当病院以外をいい、本来の利用目的に該当しない、または患者さん本人によりその個人情報の利用の同意を得られていない団体・機関または個人をさす。
※2単に個人の名前のみを消し去ることで匿名化するのではなく、通常の方法では患者さん本人を特定できない状態にされていること。
この方針は、患者さんのみならず、病院の職員および当病院と関係のあるすべての個人情報についても上記と同様に取り扱います。
令和3年9月1日 岩手県立大船渡病院長
岩手県立大船渡病院における個人情報の利用目的
岩手県立大船渡病院における患者さんの個人情報利用目的は以下の掲げるとおりです。
個人情報の利用目的
岩手県立大船渡病院では、患者さん、利用者さんの個人情報の利用目的を定め、患者さんの個人情報の取り扱いには万全の管理体制で取り組んでいます。
☆ 個人情報の利用目的について
当病院では、患者さん・利用者さんの個人情報を以下の目的で利用させていただきます。表記以外の目的で利用させていただく必要が生じた場合には改めて患者さん・利用者さんから同意をいただくことにしております。
☆ 個人情報の開示・訂正・利用停止について
当病院では、患者さん・利用者さんの個人情報の開示・訂正・利用停止につきましても「個人情報の保護等に関する条例」の規定に従って進めております。
☆ 個人情報の第三者提供について
1 医療サービスなど
(1) 診療、医療サービスの提供
(2) その他の医療機関等との連携
(3) 他の医療機関等からの照会への回答
(4) 患者さん、利用者の皆さんの診療等に当り、外部の医師等の意見・助言を求める場合
(5) ご家族等への病状説明
(6) 検体検査業務、その他の業務の外部委託
(7) 在宅用医療機器などの提供のための販売者等への情報提供
2 診療費請求事務
(1) 医療・介護・労災保険、公費負担医療等に関する事務およびその委託
(2) 審査支払機関もしくは保険者、または公費負担医療に関する行政機関等へのレセプトの提出
(3) 審査支払機関または保険者への照会
(4) 審査支払機関もしくは保険者、または公費負担医療に関する行政機関等からの照会への回答
(5) その他、医療・介護・労災保険および公費負担医療に関する診療費請求のための利用
3 管理運営事務
(1) 会計・経理業務
(2) 質の向上、安全確保、医療事故その他の事故への対応や未然防止等に関する分析・報告
(3) 患者さん、利用者の皆さんの医療サービスの向上
(4) 入退院等の病棟管理
(5) その他、当院の管理運営業務に関する利用
4 医療の質の向上その他のための利用
(1) 医療、介護サービスや業務の維持・改善のための基礎資料
(2) 医療従事者や学生の実習・教育・研修への協力
(3) 医師賠償責任保険等に係る、医療に関する専門の団体や保険会社等への相 談または届出
(4) 委託を受けた健康診断に係る当該事業者等への結果通知
(5) 国または県が実施するがん登録事業に対するがん登録情報(がん患者の氏名、生年月日、性別、住所、診断日、部位、病理組織型、病期、治療方法、転帰、死亡日等)の提供
(6) 県が実施する地域脳卒中登録事業および心疾患登録事業に対する登録情報(脳卒中患者の氏名、生年月日、性別、住所、発症年月日、初診年月日、臨床診断、転帰等)の提供
(7) 『一般法人National Clinical Database』が実施する手術登録事業に対する手術登録情報(生年月日、性別、診断名、入院日、手術日、術式等)
5 医療の質の向上その他のための利用(匿名化いたします。)
(1) 医療の質の向上を目的とした当病院での症例検討・研究
(2) 学会・研究発表・学会誌等への使用
(3) 治験、製造販売後臨床試験、製造販売後調査、研究等(関係法令、指針に従い実施)
(4) 外部監査機関への情報提供
◆ 上記のうち、同意しがたい事項がある場合には、「患者相談室」までお申し出ください。
◆ お申し出がないものについては、同意していただけたものとして取り扱わせていただきます。
◆ お申し出は、後からいつでも撤回、変更を行うことができます。
当病院は、次の場合以外で本人の同意なくして第三者への情報提供をすることはありません。
1. 法令に基づく場合
2. 人の生命、身体または財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき
3. 公衆衛生の向上または児童の健全な育成の推進のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき
4. 国の機関もしくは地方公共団体またはその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、本人の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼす恐れがあるとき
令和5年4月1日 岩手県立大船渡病院長
匿名加工情報の作成及び第三者提供について
1 作成及び第三者提供する匿名加工情報について
当院は、DPC(Diagnosis Procedure Combination)の導入の影響評価及び今後のDPC制度の見直しを目的として厚生労働省が収集し管理する情報(DPCデータ)を作成しています。
DPCデータは診療録及び診療報酬明細書の情報から構成されています。
DPCデータを利活用することにより、患者さんに提供する医療の質の向上及びその効率的な運営が期待されます。そのため、当院ではこれらのデータから匿名加工情報を継続して作成し、第三者に提供しています。
なお、作成及び第三者提供する具体的な情報は下記に提示するとおりです。
2 作成及び第三者提供する匿名加工情報に含まれる個人に関する情報
■ DPCデータ
■ その他、上記の各情報と関連性を有すると合理的に認められる情報
氏名・住所・電話番号は含まれません。また、生年月日・郵便番号・各種保険証に関する情報は下記のように変換されます。
・ 生年月日:生年月及び入院時年齢に変換
・ 郵便番号:上3桁のみに変換(下4桁を削除)
・ 各種保険証に関する情報:保険者番号(※)のみに変換
※保険者番号とは健康保険事業の各運営主体を指す番号です。
3 匿名加工情報の提供の方法
匿名加工情報は、次のいずれかの方法で提供します。
■ 当院内で匿名加工情報を作成し、暗号化した後、提供先が運用管理するサーバへのアップロード
■ 当院内で匿名加工情報を作成し、暗号化した後、外部記録媒体に格納し郵送
■ 提供先が運用管理するクラウドサービス上で匿名加工情報を作成・提供
4 匿名加工情報の安全管理
作成した匿名加工情報は、第三者提供のための必要期間のみ保管します。その後は削除し情報利用はしません。
5 匿名加工情報に関する問合せ窓口
当院における匿名加工情報の作成及び第三者提供等についてのお問合せは、下記窓口までご連絡下さい。
問合せ窓口:岩手県立大船渡病院 診療情報管理室 電話番号:0192-26-1111(代表) |
岩手県立大船渡病院